次代を担うみなさんへ  

若手・中堅・管理職、これからの教育・学校を支えるみなさんに伝えたいこと。

【ことば】子どもを伸ばしている教師

『ザ・プリンシパル』(マイケル・フラン)より

「子どもを一番伸ばしている教師は、教え方が上手く、かつ自分の実践をさらに向上させ、他の教師から学べることはさらに学ぼうとして、同僚たちと共同している教師たち」

若手を大切に伸ばそうとしている学校は、優しさと勢いがあります。よい点を見つけ、伸ばすこともできます。職員室で行われているそうした雰囲気は、そのまま教室に反映され、こどもたちの学びや育ちと直結します。

辛い思いをしている先生がいたら、職場の皆で受け止めましょう。

「そうした教師は、自身の仕事をきちんとやることは無論のこと、他者からも学び、また、他者に貢献しなければならないという認識をもっている」

 「他者に貢献」できることは、集団の向上に大きな力を与えます。一方、自分さえよければ、という人が現れ始めると、とたんに職員室の雰囲気が変わっていきます。