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【人材育成・教師養成】日向の顔と日陰の顔~いつも心に春風を!~

ご挨拶 100記事達成!

 6月から始めたこのブログも、当初の目標である100記事アップを達成しました。日々閲覧いただいたみなさんに感謝です。これから暫く充電期間に入ります。引き続きFacebookTwitterの方もよろしくお願いします。

日向の顔と日陰の顔 ~いつも心に春風を!~

 「人間は、誰でも日向の顔と日陰の顔を持っている。」日向の顔は、仕事も順調にいっていて、機嫌のいいときの顔です。日陰は、問題事案を抱えている上に、仕事も山積していて、アップアップしているような時の顔です。

 人は、このような不測の事態に遭遇した時こそ、その人の本性が如実に現われます。このような日陰にあっても、日向にいるかの如く振る舞える人こそ、一流のリーダーと言えると思います。ある本にこうありました。

「人格のない者が人の上に立つと、気分次第の行動が目立ち、部下をないがしろにするなど、日陰の顔が露わになる。人の器量は、陰の表情に手に取るように現れる。そこで、多忙の時や難事案に遭遇している時の人を見てみよう。平生と変わらず、日向にいるかの如く悠々と振る舞っていれば、それはリーダーに相応しい人物と言えるのである。」
(『世界通信』より)

 「人」「リーダー」を教師として置き換えて読んでみてください。最大の教育環境は、教師です。児童生徒は「大人が言うようにならず、するようにする」と言います。明るくて温かくて、親身になってくれる先生のもとでは、そのような児童生徒が育つと思います。表でも裏でも、極一部の人に対してでも、文句を言ったり、口汚く罵ったりすれば、それがその人の全てになってしまいます。表面上どれだけ取り繕っても、人(とりわけ子ども)には鋭く感じる力があることを忘れてはなりません。

 先輩に言われました「教師はいつも心に春風を吹かせられるようにならなければいけない」私自身、反省と失敗ばかりでした。先生方と児童生徒の皆さんに助けられ、無事に日々を過ごしていることに感謝しています。

 以前も紹介したように、学力を伸ばしている先生方のクラスは、いつも明るく活気があり、安心していられる雰囲気がありました。何よりも、先生と子どもたちに笑顔があることが共通しているのです。担任がニコニコして、子どもの話に耳を傾ているクラスは自ずとそうなっていくのではないでしょうか。

 先生方と子どもたち、そして保護者や地域の皆さんに助けられ、日々無事に過ごすことができています。皆さんに感謝します。ありがとうございます。

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