次代を担うみなさんへ  

若手・中堅・管理職、これからの教育・学校を支えるみなさんに伝えたいこと。

忘れられない光景 ~かけがえのない命の大切さ~

 未曾有の被害をもたらした東日本大震災発生から、11年目を迎えました。あの時、皆さんはどこで何をしていたでしょうか。被災地の様子から何を感じたでしょうか。
 震災から2年目、南三陸町石巻市気仙沼市などを訪れる機会がありました。「語り部」の案内で、被害を受けた地域や多くの小学生の命が失われた大川小学校跡を巡りましたが、今でも胸をえぐられるようなその時の思いが浮かんできます。人生の途中で、突然命を失った方、突然家族や友人を失った方、住むところもなく仕事もなく途方にくれた方…。その日見た被災地の様子は、忘れられない光景となりました。その後、震災から5年目にも被災地を訪れましたが、着実に進む復興と5年経っても残る震災の爪痕の規模の大きさに改めて、災害の恐ろしさを感じました。
 東日本大震災の経験は、私たちに今を生きることの大切さや人々が助け合い協力し合って暮らしていくことの大切さを教えてくれたと思います。2度目に訪れた時、現地の方が次のような話をしてくれました。「家も建ち始めた、暮らしも成り立つようになってきた、今強く願うのは、自分たちのことを、自分たちの心の痛みを忘れないでほしいということ」「誰しも大切な人がいて、平和な日々があった。それをある日突然失うことのとの苦痛は失われない、忘れてはならないと思う」「亡くなった人たちの分まで、頑張って生きていくことが、自分たちにできる一番の供養になると思う。前を向いて生きていく」
 この世に命を授かって生まれてきた誰しもがかけがえのない大切な存在です。願っても頑張っても叶わないことも生きていく中には沢山ありますが、周囲の人と力を合わせて、今を大切に生きていくことの大切さとありがたさを改めて感じます。
 

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