【ことば】教育は未来を育てる仕事
『私たち大人が育てているのは、目の前にいる子どもであると同時にその未来を育てている。』
先輩教師の教えです。
一人一人の児童生徒は大切な存在であり、素晴らし力を持っています。そんな未来を担う若者の健全な育成に全力で取り組んでいくことが、私たち大人の重要な責務であると思います。
勉強ができない、集団のルールを守れないなど、今の目の前にいる児童生徒の姿から、私たち教師は、その子の「未来」まで決めつけていないだろうか。未来には立派な大人になる可能性まで否定してはいけません。逆に、立派になると信じて、接していくことが大切なのではないでしょうか。教師との関わりが、ほんの僅かでも、その子の人生の向上に関わることができれば、それが教師の矜持というものではないでしょうか。