本の紹介
“一人はみんなのために みんなは一人のために” 組織は、時として1+1=2以上の力を発揮することができます。学校は組織体です。それぞれの学校が、人数の総和以上の力を発揮できるかどうかは、組織を構成するメンバー一人一人の意識に係っているといっても…
今回紹介する『リストラなしの「年輪経営」』は、伊那食品工業株式会社の代表取締役会長である塚越寛氏の著した本です。この会社は、創業以来48年間連続で増収増益をあげているそうです。しかし、氏はこう著しています。 「増収増益は、そんなに大切なことで…
『フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝に導いた47の言葉』(原晋著)より *学校が向上していくためのヒントが沢山あります。先生方にもお勧めの一冊です。原監督は、良い結果を出すためには「人と組織」を強くすることが重要であると述べて…
「生徒に『私はできる!』と思わせる超・積極的指導法」長谷川博之著(学芸みらい社)の内容の一部を紹介します。中学校の先生が書いた本ですが、生徒指導に苦しむ小学校の先生にも参考になると思います。 生徒指導とは 文部科学省から出されている『生徒指…
「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)への挑戦 お薦め図書とその中の一部を紹介します。皆さんも読んでみてください。『深い学び』田村学著(東洋館出版社)です。一部抜粋して紹介します。 ・そもそも「見方・考え方」は教科の本質、そ…
今、注目の渋沢栄一(しぶさわえいいち) 来年2021年は埼玉県が誕生して150年を迎えるそうです。県では、150年の歩みを振り返ったり、ロゴマークやキャッチコピーの募集をしたりするなどのプロジェクトが始まっています。その一つとして、「埼玉偉人特集」が…
いわゆる「もしドラ」と言われて、映画化もされた本です。ドラッカーの『マネジメント』の基本的な考え方を理解することができます。 高校野球の女子マネージャーが、マネジメント理論を駆使して、自らも成長し、周囲とも協力しながらチームを立て直していく…
◆『教師崩壊 ~先生の数が足りない、質も危ない~』妹尾昌俊著(PHP新書) 最近、この本を読みました。著者は、文部科学省の中央教育審議会での委員を務めるなど、教育行政への影響力を持っている方です。働き方改革などでも推進役となっており、今後の活躍…
人と接する仕事、中でも人を育てることを仕事にしている教師にとって必読の書と言っても過言ではありません。文庫版も出ています。 最初「カーネギーホール」で有名な鉄鋼王のカーネギーと勘違いしていました。このカーネギーは、人間関係に関する書物を研究…
『授業の腕をあげる法則』向山洋一著 教育界では、古典的名著と言っても過言でありません。初任者研修や若手教員の研修会などで紹介されることも多い。 「授業の力量をどう高めるか」などという論文の中には、たとえば次のようなことが書かれていたのです。 …