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【生徒指導・健全育成】挨拶は児童生徒を変え、学校を向上させる

たかが挨拶、されど挨拶

 自分が若い時、「挨拶は大切なもの」とは認識しながらも、どこか軽く考えていました。今は、表題の通り考えています。多くの学校にお邪魔していると、子どもの挨拶の違いを強く感じます。活気のある学校は、子どもが立派で元気な挨拶をしてくれるものです。その学校の印象の多くを形作っているは挨拶であると言っても過言ではないかもしれません。

 学校を訪れたお客さんの学校に対する印象は、廊下で出会った児童生徒の明るい挨拶や表情であることが多いのも事実です。「立派な挨拶をしてくれる児童生徒が多いですね。」児童生徒の挨拶が良い学校は、間違えなく先生方も気持ちの良い挨拶ができます。当然のことです。

 業績を上げている会社も、繁盛している店も、働く人々の挨拶が素晴らしいという共通点があります。「挨拶はたった2秒の自己紹介」とは、ある学校の先生が良く使っていた言葉です。

【あいさつ】  
あ ・・・ 明るく
い ・・・ いつも
さ ・・・ 先に(さわやかに)
つ ・・・ 伝える

 挨拶は、自分が「する」ことが大事。そして、「伝える」ことも大切であり、したかどうかではありません。(聞こえていないのは、伝わっていないということ)何より、自分から心を開くことが大切だと思います。

 「児童生徒がしないのに、教師がするのはおかしい。」そういう古い上下の関係に捕らわれず、同じ人として、一緒に今日を頑張ろうという思いで挨拶を大切にしたいと思っています。

 挨拶をしない児童生徒、できない児童生徒が自然と声を出せるようになっていくのは簡単なことではありせん。しかし、安定して向上していく学校づくりの大切な要素が、日々の挨拶です。(挨拶ができない児童生徒に共通しているのが、マインドが開いていないということが多い)

 挨拶を向上させていくことは、どの学校においても大切なことだと言えます。目的は、互いの心を開くことのできる信頼関係を築くことです。

 たかが挨拶、されど挨拶。挨拶は児童生徒を変え、学校を向上させる力があります。

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