【学力向上】よりよい授業づくりへの挑戦①
逆算発想(逆算設計)
授業力向上の重要な要素の一つが、授業のゴールを明確にして遡(さかのぼ)るように授業を設計していく逆算設計です。
ゴールとは、その授業を通して児童生徒に身に付けさせたい力です。どのような力をつけさせるための授業なのかを明確にしてから、そこに至るための流れを考えていくのです。
目標準拠
目標準拠という言葉があります。目標(ねらい)=評価(ゴール)を一体化させるというものです。活動は、ねらいに到達するための方法・手段です。ゴールを明確にしないまま活動を行うと、活動自体が目的となってしまう危険性があります。
ICTや思考ツールを活用することも、それ自体が目的ではありません。目標=指導(方法)=評価となるよう授業を構築することを重ねることで、授業はよりよくなっていきます。
目標=指導=評価=支援の一体化
加えていえば、目標に到達しない児童生徒を支援するということが必要になります。ですので、授業とは、目標=指導=評価=支援を一体化させるといった方がよいかもしれません。