人材育成・教員養成
『フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝に導いた47の言葉』(原晋著)より *学校が向上していくためのヒントが沢山あります。先生方にもお勧めの一冊です。原監督は、良い結果を出すためには「人と組織」を強くすることが重要であると述べて…
相手の立場に立って仕事を進めること。簡単なようで、中々できるものではありません。しかし、とても大切なことであることは、間違いありません。成功している企業や店舗の多くが、相手の立場を重視した経営を実践しています。例えば、提出するものがあった…
2つの経営 学校経営や学級経営の「経営」には、大きく2つのタイプがあります。 一つが「管理的経営」、もう一つが「戦略的経営」です。管理的経営とは、やるべき事を着実に進めていくことを重視した経営。戦略的経営とは、新しいことに挑戦しながら向上を…
今、注目の渋沢栄一(しぶさわえいいち) 来年2021年は埼玉県が誕生して150年を迎えるそうです。県では、150年の歩みを振り返ったり、ロゴマークやキャッチコピーの募集をしたりするなどのプロジェクトが始まっています。その一つとして、「埼玉偉人特集」が…
弱気な子ども かつて検定試験を受けるべきかどうか迷っている子どもがいました。その子は「落ちたら恥ずかしい」と言っていました。 そこで、こんな助言をしました。「挑戦して不合格になっても、挑戦しなくても、合格しないことは一緒。でも、挑戦すれば、…
学校は人生を教え、未来を育てる場所 子どもたちに、たくましく未来を生きていく力を育てていくことが、教育の大切な仕事です。学習を通して学力を向上させていくことも、スポーツを通して体力を付けていくことも、たくましく未来を生きていく力をつけていく…
1 リーダーとは… よく「リーダーを育てる」などと言います。「最近の若者には集団を引っ張れるリーダーがいない」などという嘆きもよく聞きます。組織あるところ、リーダーの存在が不可欠です。 皆さんのイメージするリーダー像はどのようなものでしょうか…
「ありがとう」は魔法のことば バスを降りるときに、運転手さんに「ありがとうございました」と言って降りていく人が増えたように感じます。先日も、仕事帰りのバスで、周囲をはばかることなく騒いでいた小学生グループが、「ありがとうございました!」と言…
Q よい授業とはどのような授業? よい授業を進めていくためのポイントは ①何をやろうとしているのか(しているのか) →子どもの実態を踏まえて、「目的・ねらい」明確かどうか。 子どもの実態を正しく把握した上で、ねらい(目標)が明確な授業。 ②どうやっ…
授業中の話し方のツボとは何でしょうか 教師の話が子どもたちに伝わらないのは教師の責任です。朝の教室で、教師が入ってきて「はい、静かに」と言っただけで静かになる場合も、いくら教師が叫んでも静かにならない場合もあります。 同じ言葉を発しているの…
先輩から教えられた言葉です。 「雑用というが、仕事に雑な用などない。小さなことこそ大切な用である」 〇徳川家康にこんな逸話があります。 天下を取った後の家康、小用を済ませ手を洗い、いざ懐紙で手を拭こうとしたところ、風が吹いて懐紙が飛んでしまっ…
そんなことも知らないの?」と言われるより、知らないままでいる方が恥ずかしい。 歳を重ねるごとに、人に聞きづらくなっていく。プライドが邪魔をするからか? 「自分は人より秀でている」という人ほど、謙虚に耳を傾けられなくなっていく。 成長の機会を逃…
最近、笑顔と学力向上に相関関係があると言われています。 アメリカの研究機関では「笑顔で学習したことはよく身につく」と報告しています。 指導力のある多くの優れた先生の授業のほとんどが、子どもにも先生にも笑顔があります。 知的好奇心や知る喜び、学…
『ほんの少しの違い』 『ほんの少しの違い』と題する言葉を教えてもらいました。 できない人は言葉で説得し、できる人は行動で説得する できない人は話したがり、できる人は聞きたがる できない人は結果(お金)を求め、できる人は成長を求める できない人は…
『ザ・プリンシパル』(マイケル・フラン)より 「子どもを一番伸ばしている教師は、教え方が上手く、かつ自分の実践をさらに向上させ、他の教師から学べることはさらに学ぼうとして、同僚たちと共同している教師たち」 若手を大切に伸ばそうとしている学校…
人と接する仕事、中でも人を育てることを仕事にしている教師にとって必読の書と言っても過言ではありません。文庫版も出ています。 最初「カーネギーホール」で有名な鉄鋼王のカーネギーと勘違いしていました。このカーネギーは、人間関係に関する書物を研究…
⑨「荒れ」から学ぶ ・小学校での荒れの多くが、荒れる前の学年・クラスで、強い指導(力による)が行われていることが多いようです。例えば、自分の型にはめるような指導(真面目なおとなしい子がいい子、自分の型にはまらない子は悪い子として排除しようと…
⑤軽い指導で終わらせない ・「生徒指導とは面倒くさくて、手間のかかるもの」という前提で、時間をかけ手間をかけ丁寧に対応することが、遠回りのようで近道になるものです。忙しさの中で、謝らせて終わり、反省させて終わりというような、教師の都合を優先…
①子どもを信じる ・警察は、疑い、罪を罰するところです。学校は警察ではありません。子どもを成長させること、将来自立させることを第一に考える仕事です。北風と太陽ならば、“太陽”を基調とした指導が、子どもを健全に育成する力になります。 ・子どもの話…
教師になるということ あなたはなぜ先生になる道を選んだのですか? 「子どもが好きだから」「親の願い」「得意・好きな面(教科・スポーツ)を生かしたい」…色々な思いがあると思います。 「学校は未来を切り開ける場所」(H28年6月・朝日新聞より) カンボ…
◆学級環境のユニバーサルデザイン化 (1)場の構造化 ・整理整頓をすること。 ・写真を利用して示すなどの工夫。 (2)刺激量の調整 ・授業の効率を上げるには、関係のない余計なものは見えないようにして おく。 例)棚にカーテンを設置する。 教室正面の…
◆授業のユニバーサルデザイン化 「教師は授業で勝負する」と言います。教師の仕事の中でも、一番力を入れてほしいのが授業力を向上させていくことです。授業を改善していくヒントが、ユニバーサルデザイン化の中にあります。参考にしてみてください。 (1)…